心の中の感情やわだかまりなどを解消することをカタルシスと言います。

このカタルシス効果を使うことで、人間関係を良好にしたり、恋愛を成功させたりすることが可能なのです。

一度終わってしまった恋愛や結婚を短期間で復活させることもできるかもしれません。

その方法を紹介しましょう。

復活愛を成功させるカタルシス効果とは？

心がスッキリするカタルシス

カタルシスとはギリシャ語で「浄化」「排泄」といった意味を持ちます。

心理学の分野では、精神の浄化を意味する言葉として使われます。

心の中にある不安やイライラ、悩みなどを抱えていると、精神的に不安定になるものです。

しかし、それらを吐き出してしまうと、気持ちがスッキリするものです。

心の中のモヤモヤを解消することで得られる快感、安堵感は精神のバランスを整えるためには必要なものですが、なかなかそれができないこともあります。

そんなときに、自分の苦悩を吐き出す相手がいれば、気持ちが安定するものです。

例えば、悲しい映画などを観たり、本を読んだりすることで思い切り泣いた後は気分がスッキリするものです。

失恋したときには思い切り泣くと気持ちが晴れる、とも言われています。

それがカタルシスを感じるということです。

復活愛を成功させるには、このカタルシス効果を上手に使うといいでしょう。

復活愛を成功させるのはカタルシス効果が有効？

今まで交際をしていた相手であれば、愚痴を言いやすい、理解してもらいやすい、という思いがあるはずです。

それを利用し、相手にカタルシスを感じてもらえれば、「やっぱり自分のことを分かってくれるのはこの人だ」と思ってもらえるということです。

話を聞いてもらうことで心が安定すると、話を聞いてくれた相手に信頼と安心を感じることになります。

そう思ってもらえれば、復活愛を成功させることができるでしょう。

カタルシス効果を使うための準備とは？

話を聞いてあげられる関係を築く

カタルシス効果を使うのであれば、話を聞いてあげられる関係でなければいけません。

そのためには、別れた後も時々メールなどで連絡を取っておきましょう。

メールの内容は簡単なものでいいのです。

自分の近況報告でもいいですし、相手から借りていたものがあればそれをどうする？といったメールでもいいのです。

フランクな雰囲気づくりをすることが大事

別れた相手からこまめに連絡があると、抵抗を感じることもあります。

未練があって連絡してくるのでは？と思わせてしまうと連絡をしても返事が返ってこなかったりすることもあるので、あまりしつこくしたり、重い内容のメールが送らないようにしましょう。

あくまでも友達のような雰囲気を作ることが必要です。

恋愛感情は抑えて、友達感覚で連絡を取るようにしましょう。

冷却期間を置きすぎない

感情的になって別れてしまうと、なかなか連絡しにくいものです。

しかし、あまり冷却期間を置きすぎると、カタルシスを感じる相手が別に現れてしまう可能性があります。

できるだけ時間を置かずに連絡を取るようにしましょう。

そうはいっても、最初からしつこくメールをしたりすると嫌がられてしまうので、最初はぼちぼち、相手が嫌がっていないようであれば、こまめに連絡を取ってみるといいでしょう。

別れたばかりは、相手も寂しい思いをしていることもあります。

そのときに、さりげなくそばにいてあげられることが理想です。

友達のように抵抗なく話せるようになったら？

積極的に愚痴を聞いてあげる

もともと交際していたのですから、話しにくいということはないものです。

別れる原因によっては友達としてならずっとお付き合いをしてもいい、と思っている場合もあるものです。

その場合は積極的に愚痴や悩みを聞いてあげましょう。

お説教やアドバイスは控える

カタルシスは自分の感情を吐き出すことで得られるものです。

自分の気持ちを吐き出す前に、悩みに対するアドバイスや説教などをされるともっとイライラが募ってしまい、話をしなくなってしまいます。

復活愛どころではなくなってしまうので、アドバイスなどは控えるようにしましょう。

説教などはもってのほかです。

聞き上手になる

相手が気持ちよく自分の感情を言えるよう、適度な相槌を打ってあげましょう。

「うんうん」ばかりでは「本当に聞いてる？」と思われてしまうので、相手の話の内容に合わせた相槌が必要です。

反対意見などは言わずに、相手が言っていることに同調してあげる、ということが大事です。

まとめ

別れてしまった相手でも、すぐに気持ちがさっぱりなくなる、ということはないものです。

別れたばかりは気持ちも不安定になっているものです。

短期間で復縁をするには、その気持ちがあるうちに連絡を取って話をすることです。

その際には、別れた原因を彷彿させるような言動や行動はせずに、聞き上手になることを目指しましょう。

「やっぱりこの人が自分を一番分かってくれる」と思ってもらえれば、復縁は目の前です。