他の男を褒める女性心理
自分の彼女が他の男性を褒めることは意外と多いものです。
彼氏としてはあまり気持ちのいいものではありません。
内容や褒め方によっては嫉妬してしまうこともあるでしょう。
それが原因でケンカなんてしていませんか?女性はなぜ他の男性を褒めるのでしょうか?その心理について考えてみましょう。
彼の嫉妬心をあおりたい女性の心理
愛されていることの確認
女性は男性に常に愛されていることを確認したいという思いを持っています。
しかし、「私のこと好き?」「愛してる?」と何度も聞く女性は嫌われる、などと言われることもあるので、違った方法で彼の愛情を確認するのです。
その方法の一つが、他の男性を褒める、ということです。
他の男性を褒めて、彼が不機嫌になったり、「オレの方が…」と自分をアピールしてくれることで、彼女の前では自分はもっとも良い男でいたい、という気持ちを感じ取ることで、女性は満足するのです。
男性が本当に怒る褒め方はしない
嫉妬心をあおりたい、という思いはあっても、彼を本当に怒らせたいとは思っていません。
自分だって他の女性のことを褒められたら気分のいいものではありませんから。
それは分かっているので、本当に彼が気分を害するような褒め方はしないことは多いです。
例えば、「○○さんって本当に仕事ができる」という褒め方は、男性のプライドを著しく傷つけることになります。
彼のことを傷つけるのは女性の本意ではないので、そのようなことは言わないでしょう。
褒めるのは、他の男性は誕生日を忘れない、どこに連れて行ってくれる、連絡は欠かさない、服のセンスがいい、などといったことが多いです。
もし、本当に彼が怒るような、つまり心にグサッとくるような内容を褒めたなら、本当にそれは彼に対するクレームなのかもしれません。
褒める内容は彼への要望でもある
彼にもこうしてほしい、ということ
女性が褒める内容は、そうされるとうらやましい、男性にはこうあってほしい、という思いが隠されていることもあります。
「○○さんの彼は毎月プチ旅行を計画してくれるんだって。
計画もきちんとしていて、楽だって言ってた」「○○さんはカレー作りが得意みたい。
スパイスもこだわりがあってネットで注文するみたい」「○○さんは服のセンスがいいよね。
けっこう雑誌を見て研究してるみたいよ。
お店にも詳しいし」などといった内容は、彼もこうであってほしい、という希望であることが多いのです。
好きで男性を褒めているわけではなく、こんなことをしてほしい、という思いがあるのです。
ただ、ああして、こうして、というと「うるさいなあ」と思われてしまうので、他の男性を褒める、という手段に出るのです。
男性を励ます気持ちで褒める
時には切実な思いを持って他の男性を褒めることもあります。
例えば仕事のことや家族のことなどです。
仕事のことを女性にとやかく言われるのは、男性は好みません。
プライドを傷つけられるからです。
それは分かっていても、女性がそれを言わざるを得ないくらい、「もっとがんばってほしい」と思っているときには、励ます思いも込めて、他の男性を褒めるのです。
そう言われたら、男性はもっと努力が必要でしょう。
本気で褒めている場合は危険?!
時には他の男性について本気で褒めていることもあります。
彼女にしか分からないと思われるその男性の精神的なことや、その男性の考え方、行動などを細やかに褒めている場合、彼女はその男性が気になっている、という場合もあります。
その場合、彼の行動や言動に憧れを抱いていたり、尊敬をしていたりしているものです。
尊敬をしているということは、恋心に変わる可能性もあるということです。
ただし、彼の前でその男性のことを褒めるというのは、本人もまだやましい気持ちはない、ということなので嫉妬することはないでしょう。
しかし、彼女が彼に不満を持っている場合、そちらの男性に気持ちがいってしまう、という危険性もあるので、注意したいものです。
彼女が彼のどのような点を褒めているか、よく聞いておくといいでしょう。
男性としては悔しいかもしれませんが、自分には足りない部分でもあるのです。
彼女が心変わりをしないためにも努力が必要です。
特にマンネリを感じているなら、要注意です。
他に魅力を感じる男性が現れると、そちらに行ってしまうかもしれません。
女性の気持ちをしっかりとつかんでおくことが必要です。
まとめ
女性が他の男性を褒めるというのは、多くは彼の気をひきたい、嫉妬させたい、という思いからです。
本気で怒るのは大人気ないのでむくれたりしないようにしましょう。
または、彼女の思いを満足させるために、「オレの方が…」とムキになってみましょう。
彼の気持ちが自分にある、と感じることができれば女性は満足します。
また、彼への要望も含まれていることもありますので、彼女が何に対して不満を持っているのかを知っておき、改善する努力をするといいでしょう。